ダメ押し

嫁さんの実家に初めて泊まって迎えた朝は8時過ぎに起床。
外は結構な雪が降ってました。やっぱり北の方は違うよね。


朝御飯をいただいて10時過ぎまでゆっくりさせてもらってからはお義母さんと3人で買い物&昼御飯。
出掛ける頃には雪もすっかり止んでいい天気でした。




珍しく大相撲のことにでも触れてみますかね。
横綱朝青龍が3場所連続休場明けで出場している今場所ですけど、新聞や雑誌は無責任に『引退』の2文字を突きつけていますね。


まあこれに関してもいろいろ思うことはあるんですけど敢えてスルーさせてもらって別のことに対して。
それは初日の稀勢の里との取り組みで最後の“ダメ押し”に対する抗議があったことについてです。


何であれが抗議されるに値するものなのか理解出来ません。
元々相撲は神事だとはいえ今や立派なプロフェッショナルの興行なはず。相撲で食べてるんですから。
確かに傍から見れば勝負はついているようにも見えますが、戦っている本人にしてみれば必死な状況。いくら横綱とはいえ怪我の影響もあって休場が続き、その前も全盛期の憎らしいほどの強さは影を潜めている現在は何が何でも勝ちたいと思っているはず。いや、そんな状況でなくともね。


そんな必死な時にそこまで気にする余裕も無いだろうし、ましてや“勝負は下駄を履くまで分からない”という格言もあります。
それにセルフジャッジをして油断しているところに相手の絶体絶命な状況から立場が入れ替わることだってありえます。
そんな入れ替わりさえも起こさせないためにもああいうダメ押しをするのはプロとしては当然だとは思います。ただ相撲の性質や歴史などから考えれば日本人にはなじまないのかもしれませんけどね。


それにああいうのに文句を言うのって、最近の朝青龍バッシングに便乗しているだけのように感じます。
特にメディアは自分のところの視聴率や雑誌の売れ行きさえ良ければ何をしてもいいという考えが未だに蔓延っているところでしょ。ちょっと目を覆いたくなる記事や耳を塞ぎたくなる発言が多い気がします。


まあ個人的に朝青龍は嫌いじゃなく、むしろ好きなほうなんでね。それが悪く言われるのは我慢ならないというだけだろと言われればそうかもしれません(ノ∀`)


とにかく横綱には周りから何と言われようと自分の思うように相撲を取ってもらいたいと思ってます。